僕が会社を辞めた理由。不安な環境から、楽しさを求めて

僕は、約8年務めた会社を辞めました。

そのうち、10ヶ月は適応障害で休職していたので、実質7年間です。

詳しくはプロフィールをご覧いただければ・・・と思います。

 

この記事では、僕が会社を辞めた理由をまとめています。

理由というよりは、経験談に近いかもしれません。

 

3行でまとめるなら、

  • 将来への不安
  • 仕事への適正もないし、興味も薄い
  • 会社以外に稼ぐ道を知った

こんな感じの内容です。

本文では、もっと掘り下げています。

 

自分のなかでは、ある程度整理できているつもりでした。

ですが、ブログという形で文字におこしていくと、上手く言語化できない感情や思いが溢れてきました。

あらためて、表現することって難しいな、と感じています。

ひとりの体験談として、気楽に読んでくださると嬉しいです。

 

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毎日のプレッシャーで虚ろな目の上司

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これが大きかったかなぁ。

毎日、しんどそうな顔している上司が多かったんです。

もちろん、楽しそうにしている方もいますが、8割くらいは、虚ろな目をしていました。

 

膨大な案件のマネジメント、重い責任、部下への指導・・・

20:00より前に帰っている人を、ほとんど見ませんでした。

 

「僕も、あと数年であの立場になるのか・・・」

 

なんてことを考え出すと、ドラマ「半沢直樹」の近藤のような、、、

頭の中にヘドロが広がっていくような感じになりました。

(伝わりにくかったらすみません)

 

たぶん、上司・管理職の方々も、しんどくて辛い姿を、部下には見せたくないと思うんです。

きっと、部下の前では、明るく振る舞おうと、努力していると思います。

それでも、僕の目からは、なんというか、疲労と苦悩に包まれたオーラが、にじみ出ているように見えました。

 

もし、今の仕事が楽しかったり、高いモチベーションで続けられるのなら、こういった苦労も乗り越えられるのかもしれません。

でも、正直、僕には、そこまでの情熱はありませんでした。

ヤバい人と一緒に働く可能性がある!というリスク

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復職後の部署は、優しい人の多い、僕にとって環境の良い職場でした。

ですが、お隣の部署は、ガチ体育会系で、乱暴な管理職が多い部署でした。

 

ある日、僕が自席で働いていると、5メートルほど横に離れた会議スペースから、お説教が聞こえたんです。

隣の部署のマネージャーが、部下を・・・静かに叱っていました。

静かなんだけど・・・聞き耳を立てていると、ただならぬ雰囲気。

 

「こんなミス、君くらいの年齢なら、普通、見逃さないよな?」

「これを見逃すなんて・・・、きちんと出来ないなら、辞めちまえ。」

「辞めちまえ。」

 

これ、リアルで聞こえてきました。戦慄しました。

なんというか、声のトーンが、淡々としていて、完全に突き放している感じで。

冗談とかの要素が一切無く、シリアス度100%だったんです。

これなら、怒鳴られたほうがまだマシな気がします。

左を向けば、詳しい状況が見れる距離でしたが・・・首が動きませんでした。

 

僕は今、とても良い環境で働けているけど・・・

人事異動で運が悪かったら、こんな怖い人の下で働くことになる可能性があるのか。

ってことを考えたら、将来が怖くなりました。

メンタル休職者が多い

 

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プロフィールにも書きましたが、僕は適応障害で10ヶ月ほど休職しました。

休職するにあたっての各種申請や、上司・部署との連絡などは、驚くほどスムーズでした。

 

これは、別に僕が手際が良かった訳ではありません。

メンタル休職する人が多いので、人事部も、僕の上司も、みんな対応に慣れているんです。

復職したときに調べたら、各部署に1人くらいは、何らかの理由で休職していました。

 

休職者が多いのは、仕事がキツく、ストレスが溜まりやすい環境だから、というのが大きいと思います。

ただ、仕事がキツイのは、どの業界、どの職種、どの会社でも同じ。

なので・・・もっと突き詰めてみると・・・

たぶん、向き・不向きがハッキリしている仕事内容だから、だと思います。

 

合う人には合うし、合わない人には、合わない。

んでもって、合う人は全体の2割くらいで、残りの8割は、合わないながらも、懸命に働いている。

そんな構造な気がします。

ちなみに僕は、当然、合わない側の人間でした。

 

色んな部署で、まんべんなく、メンタル休職者がいる。となると・・・

「合わない」側の僕にとって、逃げ道は限りなく少ない、ということになります。

なんというか、異動のたびにビクビクする自分が想像できちゃって、怖くなりました。

ブログや動画・配信、クラウドソーシングで稼げることを知った

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休職期間中に、ブロガーやアフィリエイターについて知りました。

youtuberがメッチャ稼いでるのは知っていましたが、ブログで稼いでる人たちのことは、ほとんど知りませんでした。

アフィリエイトって単語くらいは知っていましたが、自分とは異なる世界だと、思い込んでいました。

 

症状が落ち着いてきた、休職後半のタイミングで、ブログを開設し、記事更新を続けました。

それと並行して、動画・配信にも手を出しました。

クラウドソーシングで試しにライティングの仕事をやってみて、月2万を稼いたこともありました。

 

復職してからも、コツコツと続けていくと、ブログで月1万、ニコ動クリ奨が月数千ptもらえるようになりました。

どれも、特別なスキルがあったわけではありません。とにかく続けただけです。

 

これらの経験から、会社に勤めなくても稼げるんだ、ってことを学びました。

たぶん、この経験が無かったら、会社を辞めることは考えもしなかったと思います。

 

もちろん、これだけで生活するのは大変ですが・・・

数年続けていれば、何とかなるだろう!みたいな、根拠の無い自信がありました。

なにより、ブログ書いたり、動画や配信している生活が、すごく楽しかったですし。

ということで、会社を辞めました

あと数年続けていたら、絶対、毎日がしんどくなる・・・

そんな予感が現実になる前に、スッパリ会社を辞めました。

実際にはスッパリとはいかず、何回か面談を繰り返しましたが・・・

 

休職中に学んだことを活かせば、どんなにキツい環境でも、やっていけるのでは?と思ったこともあります。

出世は無理でも、細々と、続けていくことはできるだろう、とは思いました。

 

でも、自分がつまらないと感じている仕事に対して、、、

休職中に学んだマインドフルネスや認知行動療法を駆使して、無理矢理向き合っていくのは、なんか違うと感じました。

 

それよりも、ブログや動画投稿など、自分が楽しいと感じたことを、もっと突き詰めていきたい!

自分が楽しいと感じる環境に身を置きたい!そう感じて、思い切って退職しました。

ありきたりな表現ですが、人生は一度きりなので、楽しい方を選択しました。

 

今は、すごく楽しい環境に身を置くことができて、幸せです。

あとは、この幸せを、どれだけ長く続けることが出来るか、です。

こればっかりは、僕の努力次第だと思っているので、毎日コツコツ、楽しいことを続けていきたいと思います。

 

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