
自信がある人って、うらやましいですよね。
堂々としていて、発言もハキハキしていて、なんだか輝いていて・・・
「自信満々」とまではいかなくていい。
少しでも、自信を持ちたい。
そう思っている方は、多いと思います。
この記事では、過去にメンタル不調で休職したことのある僕がオススメする「自信をつける方法」を紹介します。
僕は、これらの方法で少しずつ自信を回復していき、復職することができました。
どれも簡単にできることですので、ぜひお試しください!
自信を失った僕の体験
自信をつける方法を紹介する前に・・・
まずは、自信を失った僕の体験を紹介したいと思います。
僕は、休職中に自信喪失状態となりました。
会社にも行けないし、1日中、布団にくるまって過ごすだけ・・・
僕が部屋の中に籠もっている間に、同期たちはキャリアを積んでいる・・・
そう考えると、自分の存在が、みじめに見えてしまいました。
後々になって考えると・・・
休職期間中だって、体調を回復させるための大切な期間ですから、決して”みじめ”に感じることは無いんです。
それでも当時は、「自分は何もできない人間だ」と思い込み、自信を失ってしまいました。
自信を失うと、やる気がおきなくなります。
というよりは、何かを「やる」のが怖くなって、引きこもりたくなります。
外に出ても、自分がどう見られているか怖いし、電車に乗るのも怖いし、店員さんと話すのも怖いし・・・
でも、少しずつ「自信」をつけていくことで、やれることが増えていきました。
産業医の先生やカウンセラーの先生にアドバイスをいただけたのも大きかったと思います。
自信をつけるためにやったことは、どれも簡単なことばかりです。
休職中でメンタルボロボロの僕でも、できたことですので。
これから、僕が実践した「自信をつける方法」を紹介していきますね。
「成功体験」を見逃さない!
自信をつけるために大切なのは、「成功体験」を重ねることです。
これは、カウンセラーの先生やクリニックの先生も仰っていました。
ポイントなのが、どんな小さな成功体験でも“見逃さない”ことです。
たとえば・・・
「テストで100点とれた!」
「上司に褒められた」
といった出来事は、分かりやすい成功体験といえます。
でも、成功体験って、もっとありますよね?
たとえば・・・
「朝、時間どおりに起きることができた」
「遅刻せずに、出社することができた」
などなど。
「え?そんなの当たり前のことじゃん・・・」
と、思われるかもしれません。
でも、当たり前に思える出来事だって、以下のプロセスを経て、実現しています。
【目標を立てる⇒努力する⇒達成】
努力の量に違いはあれど、「自分が立てた目標を達成している」という事実に違いはありません。
これは、自信につながる大きな成果です。
なので、どんな些細なことでもかまいません。
自分の思い通りにいった事があったら、全力で自分を褒めてください。
とくに、自信を失っているときほど、たくさん褒めてください。
そして、1日の終わりに、今日できたことをメモするといいです。
ノートでもいいですし、PCやスマホのメモ帳でもいいと思います。
どんな些細なことでもいいので、日記感覚で、どんどん書いてみましょう。
文字に起こして「見える化」させると、達成感がグンとUPして、より自信がもてるようになります。
皿洗い・お掃除
「成功体験」という意味だと、とくに効果的だと感じたのが、皿洗いやお掃除です。
やっぱり、身の回りがキレイになるのって、視覚的にも分かりやすいですし、成功体験として認識しやすいです。
皿洗いでしたら、量にもよりますが、5~10分くらいで終わると思います。
自信を付けたいときは、まずは皿洗いから始めるのがオススメです!
洗い物が無い場合は、机の上をキレイにしたり、掃除機をかけたり、窓を拭いたり・・・などなど。
心身ともにスッキリしますよ!
軽い運動をする
休職中は、体調が落ち着いているときは、なるべく軽い運動をするようにしていました。
ウォーキングを30分くらいこなす程度です。
「軽い運動=健康に良い」
というイメージがありますので、達成できたときの爽快感や充実感は、かなりのもので、自信につながります。
また、運動することでストレス発散にもなりますし、気分もよくなります。
さらに、心地よい疲れは、質の良い睡眠にもつながりますので、いいことづくめです。
ただ、普段運動をしない方にとっては、ウォーキングだけでも、面倒ですよね。
僕も、運動をサボっていた時期が長かったので、なかなか運動する気が起きませんでした。
「運動は体に良い、運動は体に良い、運動は体に良い・・・」
と、100回くらい唱えて、やっと外出できたくらいです。
とにかく、「軽い運動にはメリットが多い」ってことを、強く、強く意識することが大事だと思います。
そうすれば、重い腰も動くはずです。
人にアドバイスをする。ブログやTwitterもアリ
これは最近読んだ記事で知りました。
人に教えることで、自信がつき、モチベーションがアップするそうです。
目からウロコの記事です。
僕は、自信をつけるために「小さな成功」を重ねることを意識していましたが、「人にアドバイスする」という方法もあるんですね。やる気がでないときは、人にアドバイスをすると良い|ライフハッカー[日本版] https://t.co/vq7z5td5as @lifehackerjapanさんから
— takai@田舎デスクワーカー (@takai_freedom) 2018年10月3日
なぜアドバイスをすると、自分のやる気につながるのでしょうか。
前述の心理学者は、それが本人の自信につながり、やる気が刺激されて行動につながると述べています。
たしかに、人に教えることって、「他人に貢献する」ことです。
自分の存在が、他の人の役に立っている。必要とされていると考えると、自信が湧いてきます。
それで、最近気づいたのが、ブログやSNSでの発信が、自信をつけるのに有効なのでは・・・という点です。
ブログやTwitterで自分の考えや経験を投稿すると、気分が良くなります。
もしかすると、これらの投稿で「人にアドバイスしている」ことによって、自信がついているのかもしれません。
(本当に役立っているかはともかく・・)そう考えると、「自信」をつける手段として、ブログやSNSは有効なのかも。
— takai@田舎デスクワーカー (@takai_freedom) 2018年10月3日
人に教える機会が、あまり無いという方も多いはずです。
そんな方でも、ブログやSNSで、自分の意見や経験を語ることはできるはずです。
「自分には、語れるほどの意見や経験が無いし・・・」
という方もいらっしゃるかと思います。
大丈夫です。絶対に、あなたに共感してくれる方はいます。
むしろ、日常的な、些細な出来事のほうが、需要があるケースも多いです。
ブログやSNSで自分の考えや経験を書くと、たしかに気持ちいいし、スッキリします。
個人的に、とてもオススメです。
さいごに
自信をつけるのに大切なのは、「成功体験」を重ねることです。
でも、1番大切なのは、成功体験を「見つける」ことだと思います。
日常生活って、普段あまり意識しないレベルの、些細な「成功体験」の連続によって、成り立っていると思うんです。
その、些細な「成功体験」を見逃さずに、自分をたくさん評価することで、自信は積み重ねやすくなると思います。
生きているだけで、かならず誰かの役に立っています。
存在しているだけで、誰かの支えになっています。
自分の価値を過小評価せずに、堂々と生きていきましょう!