
最近、「感情ノート」をつけています。
これが、思った以上に効果的でしたので、シェアしたいと思います。
不安や憂鬱・イライラなどを感じたときに、ぜひお試しください!
とてもカンタンにできます。
もくじ
感情ノートとは?
感情ノートとは、自分が今感じている感情を、そのまま綴るノートのことです。
フリーアナウンサーの赤江珠緒さんが、小学5年生の頃から続けている習慣です。
以下ツイート先の記事で紹介されているのを見て、はじめて知りました。
とても面白い記事です。
赤江さんの「感情ノート」は、ぜひ真似しようと思います。客観的になれば堂々とできる。赤江珠緒さん流コミュニケーション術|cafeglobe https://t.co/weWeuk2iQa @cafeglobeさんから
— takai@田舎デスクワーカー (@takai_freedom) 2018年10月1日
「小学5年の頃からずっと、感情の趣くままに綴るノートをつけています。辛いことや嬉しいことなど心に籠もっている感情は、一度外に出してあげるといい。それを読むと、昔はすごく悩んだことなのに、2年後には悩んでいない。だから、今悩んでいることも、そのうち大したことなくなるんだなと安心できるんです」
こうした感情のメモが、緊張したときにも堂々とできる支えとなり、“自分を実況”して客観的に見るのに役立っている、と赤江さんはいいます。
さっそく、僕も試してみました。
僕の場合は、ノートではなく、PCのメモ帳に書き綴っています。
携帯やスマホのメモ帳などでも良さそうですね。
感情ノートの効果は?
感情ノートをはじめて、まだ数日しか経っていませんが、かなりの効果を実感しています。
なかでも、とくに良いと感じた効果をあげていきますね。
気分がスッキリする!
不安な思いやイライラを書き綴る(というよりは、書き殴る)と、思いのほかスッキリします。
心の中のマイナスな気持ちが、文字となって、外に吐き出されている感覚です。
まるでデトックスのようなイメージです。
あと、「感情ノート」が凄いのは、不安や憂鬱な気持ちを「切り離せる」点です。
不安・憂鬱な気持ちをノートに書き出す作業は、心の中にある不安・憂鬱を吐き出している感覚に似ています。デトックスなイメージです。
書けば書くほど、不安な気持ちが、「心の中 ⇒ ノート」へ移っていく感じです。
— takai@田舎デスクワーカー (@takai_freedom) 2018年10月3日
ここでポイントなのが、感情を「ありのまま」に書くことです。
きれいな言葉を使おうなんて、思わないでください!
むしろ、過激で、汚い言葉のほうが、スッキリします。
自分の感情を吐き出す作業なので、中途半端に吐き出しちゃいけません。
普段、人には言えないような言葉を、ノートに吐き出しちゃいましょう。
ただし、絶対に、絶対に、ノートは他人に見られないように管理すること!
自分を客観的に見れる
感情ノートを書くと、自分の心の中の思いが”文字”として、目で見えるようになります。
そうすると、自分を客観的に見れるようになり、冷静になれます。
不安な気持ちが「文字」として見えるようになると、
「あぁ、私はこういうことで不安を感じてるんだな・・・」
というように、自分を客観的に見れるようになります。
すると、状況も整理しやすくなりますし、冷静になれます。冷静になると、「自分が出来ることは何か」を考えやすくなります。
— takai@田舎デスクワーカー (@takai_freedom) 2018年10月3日
赤江珠緒さんも、緊張したときは、自分を客観的に見るようにしているそうです。
「レギュラー番組ではそうでもないけれど、きちんとした式典の仕事などはとても緊張するので、そんなときにも自分をいったん俯瞰で見るようにしています。“うわぁ、私いま緊張してる”、“この状況どうなのよ”というように」
第三者の目線で見て実況すれば、緊張したときにも落ち着きを取り戻せる、と赤江さんは言います。
不安や憂鬱な気持ちのときって、ついつい、視野が狭くなってしまいます。
感情ノートを書くことで、「不安な自分」と切り離された、「感情ノートを見ている自分」を作り出すことができます。
「私って、今こんなに不安な気持ちなんだ・・・」
といった感じで、客観的に見れたら、もう大成功です。
これだけで、だいぶ気持ちが冷静になります。
どのように行動すればいいか、見えてくる
自分が何を「不安」に感じているかが、客観的に見えてくると、自然と、「何をすべきか」が見えやすくなります。
たとえば僕の場合だと・・・
「収入が少なくて不安だ」
「この暮らしがいつまで続くか、心配だ」
といったことを、感情ノートに書き殴っていました。
んでもって、これらのことが書かれている感情ノートを見て、
「あぁ、僕は収入が少ないので、不安を感じているんだなぁ・・・」
ってな感じで、第三者目線になるんです。
人間って不思議なもので、「第三者」の立場になると、色々なアドバイスやツッコミが思い浮かぶものです。
「岡目八目」なんて言葉があるくらいですものね。
こうなると、しめたもので・・・
色々とツッコミが浮かんでくるわけです。
「収入が少ない?だったら働くしかないだろ!手を動かせ!」
「この暮らしが続くか不安?だったら、一旦、自分の資産を計算し直して、何年持つかチェックしてみたら?」
「というか、結局のところ収入上げるしかないんだから、手を動かせ!行動しろ!」
・・・なんて言葉が浮かんでくるわけです。
ホント、人間って他人に厳しいですよね。
(自分のことですが)
ただ、やるべきことが明確になるので、あとは行動するだけになります。
行動することで、不安や憂鬱も、少しずつ和らいでいきます。
もちろん、なかには「行動するのが難しい」「良い行動が思い浮かばない」というケースもあると思います。
そんなときは、無理して行動する必要は無いと思います。
「私は~に不安を感じている」
ということをノートに書けただけでも、大きな収穫です。
もし、行動するのが難しい場合は、無理に動かなくていいと思います。
「私は~に不安を感じている」
ということを、ノートに書けただけでも、大きな収穫です。
心の中で、漠然とモヤモヤとした不安を抱えるよりは、「私の不安の正体はコレです!」と、明確にしている状態のほうが、かなり楽です。
— takai@田舎デスクワーカー (@takai_freedom) 2018年10月3日
「振り返り」が自信につながる
感情ノートをつけ続けると、過去に感じていた不安や憂鬱な感情を「振り返る」ことができます。
「あのときは、こう思っていたんだなぁ・・・」
「そういや、何とか乗り越えられているなぁ・・・」
こんな感じで、過去の感情を見返すことができます。
なかには、解決できた問題や、今となっては不安に感じなくなったものもあるでしょう。
それらは、まさに「成長の証」です。
不安や憂鬱を乗り越えた自分を、大いに褒めてあげてください。
そうすることで、自信にもつながります。
「私は、やれる。乗り越えられる。」
という自信をもつことで、今よりも、もっと強くなれます。
感情ノートは朝に書くのがオススメ
感情ノートを書くなら、断然、朝がオススメです!
というのも、朝は最も「憂鬱な」時間だからです。
(もちろん、個人差はありますが)
「あぁ・・・会社行きたくないなぁ。まだ寝ていたい・・・」
「今日のテスト、憂鬱だなぁ・・・」
そんな朝の憂鬱な思いを、全部「感情ノート」に吐き出すんです。
こうすることで、気持ちが落ち着きますし、今日すべきことがスッキリします。
1日の始めの朝に、気持ちをスッキリさせておくと、自然とやる気も湧いてきます。
さいごに
「感情ノート」が、あまりにも素晴らしかったので、勢いで記事にまとめました。
自分の気持ちを「吐き出す」ことって、本当に大切ですね。
とくに、「人にはなかなか言えない感情」などは、感情ノートにくらいしか吐き出せませんし。
僕自身、まだまだ始めたばかりなので、試行錯誤中です。
もっと良い使い方が見つかったら、追記していきますね!