
僕は、上司に「やる気あるのか?」と言われたことがあります。
こんなに頑張っているのに、何なんだよ・・・って感じです。
ムカつき4割、自信喪失6割、みたいな感情でした。
この記事では、僕のように、上司に「やる気あるの?」的なことを言われた方に向けて書いています。
自分では頑張っているつもりなのに、なぜか認められないときに、考えてほしいことをまとめました。
スキルアップは大切だけど、おすすめしない
上司を見返すために、スキルアップして、成果を出す。
これが、もっとも正攻法なやり方でしょう。
でも、個人的には、おすすめしません。
なぜなら、上司の期待以上の成果を出さないといけないからです。
これって、かなり難しいことです。
たぶん、あなたは、あなたなりに努力しているはずです。
スキルアップに努めたり、業務効率を改善したり・・・
もちろん、まだ大幅にスキルアップできると思っているなら、努力すべきですが・・・
あと、そもそも「やる気あるのか?」という言葉は、感情的な言葉です。
本来なら、悪かったところを指摘したり、改善の提案をするのが、上司の仕事です。
わざわざ、「やる気あるのか?」といった、感情を逆なでするような発言は、すべきではありません。
こういう人は、自分の好き嫌いで、評価を下しがちです。
たとえあなたが、今の3倍働けるようになったとしても・・・
上司の機嫌が悪かったら、「やる気あるのか」と言われるかもしれません。
たとえあなたが、客観的には超優秀な社員だったとしても、です。
繰り返しますが・・・
もしあなたが、「まだ成長できる・上司を見返すことができる」と思っているなら、改善の努力をすべきです。
でも、大抵の人は、やれることはやり尽くしたうえで、悩んでいるはずです。
スキルアップは大切ですが、無理な努力を重ねると、疲労やストレスが溜まり続けます。
最悪の場合、メンタルを壊すおそれがあります。
あなたが輝ける場所は、必ず、他にもたくさんあります。
どうか、選択肢をひろく持ってください。
自信を失わない!自信を持ち続ける!
「やる気あるのか」と言われると、へこみます。
でも、絶対に自信を失わないでください。
なぜなら、自信を失うと、すべての行動が消極的になるからです。
自信を失うことで、あなたの目の前が、いっきに暗くなります。
先を進むことが、困難になります。
なので、絶対に自信を失わないでください。
たとえ、今の上司からはいまいちに見られていても、
あなたのことを評価している人は、必ずいるはずです。
あなたを必要としている人は、必ずいるんです。
例えば、僕は仕事が出来るタイプではありません。
それでも、仲の良い先輩に「話し相手が欲しい」と言われて、先輩から引き抜かれたことがあります。
思えば、そこでの仕事が、一番やりやすく、楽しかったです。
仕事以外のところで、評価されるケースだって、たくさんあります。
どうか、今の上司に縛られないで、ひろく選択肢を持ってください。
環境を変える
やっぱり、一番確実なのは「環境を変える」ことだと思います。
違う上司のもとで働かせてもらうか、異動するか。
なぜなら、「やる気あんのか」なんて、感情的なことを言う上司への評価を高めるのは、上述のとおり難しいからです。
そもそも、そんな上司のもとで仕事をするのは、大変ですし、ストレス溜まります。
我慢しすぎてメンタルを壊したら、復活するまでかなりの時間を要します。
もし、会社全体がやばい雰囲気なら、転職も視野に入れるべきです。
今は興味が無かったとしても、転職という「選択肢」があることを知っているだけで、今後、大きな武器となります。
キャリアを重ねていくと、かならず「ウチの会社って、どうなのかなぁ・・・」と感じる瞬間が来るはずです。
そうなったときに、転職という「選択肢」を持っていると、スムーズに道を進むことができます。
転職という「選択肢」を意識するのに、もっとも手っ取り早いのが、転職サイトへの登録です。
知名度・実績の面でいうと、リクナビNEXTあたりがおすすめです。
登録も5分ほどで済みますし、転職に必要な情報を、サクッと得ることができます。
ちなみに、疲れ果ててメンタルを壊した状態だと、転職活動をする気力も起きません。
僕がメンタルを壊したときは、まさにそんな感じで、転職サイトを見る余裕もありませんでした。
余力がある今のうちに、登録だけでもサクッと済ませておくことを、強くおすすめします。
さいごに
部下に対して「やる気あるのか?」というような上司とは、正直、一緒に仕事したくないです。
感情に波がありそうなので、たとえ、努力して評価を上げたとしても、ささいなことで評価を下げられそうですし。
自分にできることを、ちゃんと努力しているなら、あなたは悪くありません。
環境を変えて、必要とされている人のもとで、働くべきです。
環境を変えるためには、勇気が必要です。
でも、環境を変えることをためらって、心身へのダメージを蓄積させるのは、絶対にまずいです。
思い切って、新しい環境に飛び込むことを、強くおすすめします。