上司の指摘が正論ばかりでつらいときに考えてほしいこと

(いや、言ってることは正しいですけど・・・)

(確かに、それが1番の方法ですけど・・・)

 

こんなことばかり思っていた、当ブログ管理人のtakaiです。

正論を振りかざす上司がいると、辛いですよね。

 

正しいから反論できないし、反論できないから従うしかないし・・・

結局、無理しちゃって心身ボロボロ・・・

 

そんな人を、会社員時代に、たくさん見てきました。

僕も、だいぶやられました。やられすぎて、休職しちゃいましたし。

くわしくは、僕のプロフィールをご覧ください。

 

このページを見ているあなたも、きっと、苦しんでいると思います。

今回は、そんなあなたに、ぜひ伝えたいことを、まとめました。

 

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それは、「あなたの」正論ではありません

office01 上司の指摘が正論ばかりでつらいときに考えてほしいこと

まず、あなたが「正論」だと感じる、上司の指摘。

それは、「正論」ではありません。

 

もっと正確にいうと、「あなた」にとっては、正論ではありません。

なので、自分のことを責めないでください。あなたは悪くないです。

 

あなたが「つらい」と感じるほどのことを、上司は要求しているわけです。

そんなの、正論でも何でもないです。現実を無視した、理想論です。

 

百歩譲って、上司の指摘が、「一般的には」達成できそうな内容だったとしましょう。

だとしても、それがあなたに当てはまるかどうかは、分からないはずです。

 

あなたの能力、あなたが使える時間、周囲のサポート体勢・・・

これらの状況によっては、どんなに簡単な仕事でも、「無理ゲー」となり得るわけです。

 

正論「っぽい」ことを言われると、なんとなく、納得しがちです。

ましてや、上司のような、権威のある方に言われると、なおさらです。

 

でも、言われて「モヤっと」感じた指摘は、ぜったい何か「おかしい」んです。

少なくとも、あなたにとっては「おかしい」んです。

 

その「おかしい」と感じた気持ちを、放置しないでください。

もし放置すると、上司の指摘を「正論」として受け入れることになります。

そうなると、出来ない自分が情けなくなり、辛くなります。

 

上司から「おかしい」指摘を受けたときは・・・

「な、何テキトーなこと言ってるんだ、この人は・・・」

くらいの気持ちでいるのが、いいと思います。

(ただし、絶対に口には出さないこと!)

上司を理想から現実に戻す【数字が大切】

office01 上司の指摘が正論ばかりでつらいときに考えてほしいこと

とはいえ、いつまでも上司の「理想論」に付き合うのは、つらいです。

なので、上司を「現実」に呼び込む必要があります。

 

面倒くさい言い方をしちゃいましたが、要は、上司に助けを求めるってことです。

「その指摘はキツい!無理です!何とかして!」と訴えるんです。

難しいですし、勇気を出す必要がありますが・・・これが1番効果的なのは、確かです。

 

では、どうやって、上司に伝えれば良いのでしょうか?

正直なところ・・・上司の性格や、置かれている状況によって異なるので、一概には言えないです。

 

ただ、上司に伝える際は、やはり「数字」を使って説明するといいです。

「自分はA案件とB案件を掛け持ちしていて、1日1時間しか使えないので、厳しいです」

「〇〇部の作業が2日ほど遅延しているので、ウチが期日までに仕上げるのは厳しいです」

みたいなイメージです。

 

なぜなら、「数字」って、誰が見ても同じだからです。

感情で訴えるよりも、よっぽど説得力を持ちます。

 

あと、正論を叩きつける人って、論理的なタイプが多いはずなんです。

そういう人は、数字とか、データとか、とっても大好きです。

逆に言うと、数字を出さないと、人によっては、話半分に流されるかもしれません。

 

「数字が大切!」って話は、わりと有名かもしれませんが、実践できている人は少ないです。

上司の指摘に「モヤっと」したら、急いで、自分の仕事を数値化しましょう。

 

いきなり「数値化」するのは難しい!という方は、まずは、自分の1日の行動を、メモすることからはじめるといいです。

1時間ごとに、自分がどんなことをしたか、記録していきます。

これを1週間でも続ければ、自分の作業ペースや行動パターンがつかめるはずです。

 

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相談してダメなら、環境を変える勇気【異動・転職】

office01 上司の指摘が正論ばかりでつらいときに考えてほしいこと

勇気を振り絞り、見事、上司に相談できたとします。

でも、何もしてくれなかったり、満足いく対応をしてくれなかったときは・・・

なるべく早く、環境を変えるべきです。

具体的には、異動や転職です。または、違う上司のもとで働けるようにしてもらったりとか。

 

なぜなら、このままつらい環境で働き続けると、いずれ心身を壊してしまう可能性があるからです。

いちど壊してしまうと、復活するのは、本当に大変なんです。

 

あなたが活躍できる場所は、いくらでもあります。

つらい場所に、とどまる理由なんて、無いんです。

 

「でも私、まだ頑張れると思うんです・・・」

って、少しでも思った、あなた。

 

あなたは、これまで必死に努力して、自分なりに、色々と改善をしてきたはずです。

やれることをやってきたうえで、それでも「つらい」と感じているんですから。

どうか、無理はしないでください。

 

「でも、アイツは上手くやれている・・・自分だけ出来ないのって、悔しい・・・」

その気持ちも、わかります。僕もよく思っていました。

 

でも、人間には、得意・不得意があるんです。

どうしても、自分に向かないことって、あるんです。

残念ですが、こればかりは仕方ないです。

あなたが悪いわけではありません。

あなたを使いこなせていない、上の人たちが悪いんです。

 

精神的な疲れって、自分では、なかなか自覚することができません。

「自分は、まだやれる」と思って、どんどん自分を追い込んで・・・心身を壊す人は多いです。

僕もメンタルをやられましたし、同じような人は、職場やリワークプログラムで、たくさん見てきました。

なので、どうか自分を、いたわってください。

 

環境を変えるのって、怖いですよね。とても勇気がいります。

でも、いちばん大切なのは、心身の健康です。

メンタルを壊すと、復帰するのが本当に大変です。

 

あなたに向いていることは、他にたくさんあるんです。

あなたの得意なことを、やれる環境に身を置くべきです。

 

どうか、勇気を振り絞って。

自分を大事にしてください。

さいごに

正論っぽいことを言われると、すぐに納得してしまいがちです。

ましてや上司なら、その権威性は、より高まります。

 

でも、その正論は、あなたにとっての正論ではありません。

つらいときは、上司に気持ちを打ち明けるべきです。

その時は、なるべく数字を使うと、説得力が増します。

 

もし、上司に相談しても、満足のいく対応をしてもらえなかったら・・・

そのときは、思い切って環境を変えるべきです。

 

つらい環境で働きつづけると、いずれ心身を壊します。

いちど壊してしまうと、復活するまで、本当に大変です。

 

自分を守るためにも、どうか、勇気を出して、新しい環境に飛び込んでください。

あなたが活躍できる場所は、たくさんあるのですから。

 

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