
「復職する日が近づいてきたけど・・・怖くて不安で、憂鬱だなぁ」
「怖くて不安な気持ちと、どう向き合えばいいのかなぁ」
そのような悩みを、少しでも軽くできればと思い、記事を書きました。
こんにちは、こんばんは。
田舎デスクワーカーのtakaiです。
復職する日が決まると、嬉しい気持ちがある一方で、不安や、怖さを感じますよね。
僕も、適応障害で会社を10ヶ月休職しましたが、復職日が近づくと、怖くて不安になりました。
今回は、そんな僕の経験を踏まえたうえで・・・
復職が近づいて怖い・不安なときの、気持ちの向き合い方についてまとめてみました。
あなたの「怖い・不安」な気持ちが、少しでも楽になれば・・・最高に嬉しいです。
もくじ
復職が怖くて不安なのは当然。悪いことじゃないです
復職が怖いし不安・・・こんな調子で大丈夫なのかなぁ。
復職する日が近づいてくると、怖くて不安になりますよね。
でも、大丈夫。それでいいんです。
なぜなら、怖くて不安な気持ちは、当然の感情だからです。
「怖くて不安」な気持ちになるのは、悪いことじゃありません。
大丈夫です。まずは、安心してください。
多くの休職経験者が、復職の直前に「怖い、不安」な気持ちになります。
カウンセラーの先生も言ってましたし、リワークの先輩も不安な気持ちになったそうです。
僕も、復職が近づいてくるにつれ、怖くて不安になりました。
「復職するのは、まだ早かったかも・・・」
そう思う瞬間もありました。
ですが、自信をもってください。
復職の許可が出てる・・・ということは、「お墨付き」をもらっているということです。
主治医・産業医の先生が「復職してもOK」と認め、それを会社が受け入れているんです。
なにより、あなたは、とても辛い経験を乗り越えてきているはずです。
自分の心と向き合い、辛い思いをしながら、ここまで回復してきたはずです。
「お墨付き」をもらえるレベルまで回復できたのは、凄いことです。
その辛さを乗り越えられたのなら、復職への不安も、乗り越えられます。
まずは、安心しましょう。自信をもちましょう。
【復職が怖い・不安】同僚に会うのが後ろめたい、恥ずかしい
会社を長いこと休んでしまったので、同僚に会うのが後ろめたいし、恥ずかしい・・・
そう思ってしまうのも、仕方ないのかもしれません。
ですが、考えてみてください。
あたなが休職したのは、あなたが精一杯、頑張ったからです。
あなたが、誰よりも真剣に仕事と向き合った結果の、休職だったはずです。
何も、恥ずかしがることはありません。
確かに、無理してしまったのは、まずかったかもしれません。
ただ、本来なら、あなたの負荷を減らすように、上司や会社は動かなければなりませんでした。
あなたの休職は、あなただけのせいでは無いんです。
なので、堂々と、復職する日を迎えてください。
さらに言うと・・・
つらい経験を乗り越えたあなたは・・・今後、会社にとって貴重な存在となります。
なぜなら、心の病と向き合った経験を持っているからです。
現在、多くの会社が、メンタルヘルスの問題や改善に取り組んでいます。
ですが、その一方で、現場レベルだと、まだまだ理解が進んでいないのが現状です。
僕は、復職直後に、嫌な経験をしました・・・takai
つらい経験を乗り越えたあなたなら、メンタル休職者の気持ちが分かるはずです。
あなたの経験は、必ず、会社で活かされる時がきます。
なので、自信を持ってください。
【復職が怖い・不安】仕事についていけるか・・・
しばらく休んでいたからブランクがあるし・・・仕事についていけるかどうか・・・
大丈夫です!ついていけます!
・・・と、言いたいところですが。。
こればっかりは、やってみないと分かりません。
ですが、今の時点で言えることがあります。
それは・・・
今、そのことを考えても仕方ない!
ということです。
おそらく、頭の中では、以下のような考えがチラついているはずです。
「仕事についていけなかったら、どうしよう・・・」
「もし、嫌な人が職場に居たら・・・」
ですが、上の考えって、言ってしまえば、ただの想像ですよね。
だって、あなたはまだ、復職後の職場を、実際に経験している訳では無いのですから。
もしかしたら、復職先の職場では・・・
「仕事が楽しくて楽しくて仕方がない!」
「良い上司や同僚に囲まれて最高!」
↑こんな感じになるかもしれません。
もちろんこれも、ただの想像です。。
とりあえず、未来への不安は「想像」に過ぎない。
「現実ではない」ということを忘れないでください。
とはいえ・・・
不安な気持ちって、次々と湧き出てきますよね。
止めようと思っても、止まるモンじゃありません。
そんなときは、不安な気持ちを受け流すといいです。
拒否したり、受け止めるのではなく、受け流すんです。
「あぁ・・・今、私、メッチャ不安になってる、メッチャ怖がってる・・・」
って感じで、自分の感情を、実況中継してみてください。
個人的には、不安な感情を、ノートなどにそのまま書き殴るのがおすすめです。
そうすることで、「不安を感じている自分」に加えて・・・
「不安を感じている自分を、実況しながら見つめている自分」という人物が生まれます。
つまり、自分の状況を、客観的に見ることができるんです。
自分の状況を客観的に見ることで、冷静になれます。
すると、不安な気持ちは、一気に和らいでいくはずです。
さらに言うと・・・
セルフ実況をしたり、ノートに書き殴ることで、不安な感情を流すことができます。
心の不安感が、外に「吐き出される」イメージです。
いちど不安な気持ちが生じると、次々と、連鎖的に不安な感情が生まれ、膨らんでいきます。
僕の場合、↓こんな感じにです。
「あー、仕事ちゃんと出来るかなぁ・・・」
「あと、復職したときの挨拶はどうしよう・・・」
「あとあと、同僚から、どう見られるのかなぁ・・・」
「あとあとあと、朝の満員電車は、どう乗り切ろうかなぁ・・・」
なので、不安な気持ちが生じた瞬間に、セルフ実況やノートに感情を書いて、外に流します。
不安な気持ちが生まれるたびに、すぐに吐き出すようにします。
こうすることで、不安な気持ちを心に溜めないようにしています。
「不安な気持ちをノートに書き殴る」方法は、今でもよく使っています。自分の感情を言語化することで、冷静になれますし、心の中のモヤモヤを「吐き出した」感覚になれます。詳しくは以下の記事でまとめています。takai
「仕事についていけるか・・・」という不安を和らげるには、「自信をつける」ことも大切だと思います。
たとえば、通勤訓練を続けて、時間どおりに通勤できることを確認したり。
業務に関連する資格やスキルを学んで、能力を高めたり。
無理のない範囲で取り組むことで、自信にもつながりますし、それらの経験は復職後も活かせます。
復職できたときのご褒美を考えよう!
復職できたとき。復職初日を乗り切ったとき。
思いっきり、自分に「ご褒美」をあげてみては、いかがでしょうか?
この「ご褒美」作戦は、カウンセラーの先生に教わってから、よくやっています。
気分を前向きにしたいときや、モチベーションを上げたいときに、とても効果的です。
僕の場合、復職初日を乗り切ったら、焼き肉を食べに行くと決めていました。
そして、金曜日の夜には、お気に入りのカレー屋さんに行く!
帰りに、カラオケにも行こう!
みたいなことを考えてました。
復職初日を乗り切ったら、どんな「ご褒美」を用意しようか・・・
そう考えるだけで、少し楽しくなってきませんか?
さいごに。復職したら、焦らずに!
復職が近づいてくると、不安や怖い気持ちが湧き出てきます。
湧き出てきた感情は、逆らわずに、素直に受け入れましょう
冷静に見つめることができれば、気持ちが落ち着いてくるはずです。
さいごに。
復職後は、体調もパフォーマンスも、まだまだ本調子にはなっていません。
なので、決して、あせらずに毎日を過ごしてください。
「休んだ分を挽回しよう!」
なんて、思ってはいけません。
まずは、ゆっくり、仕事に慣れることからはじめましょう。