【北海道停電】持っていると精神的に安心できた5つのもの

北海道に住んでいる僕は、9月6日の深夜、突然の揺れに目を覚ましました。

同居している母も同じく飛び起き、すぐにテレビをつけ、2人で食い入るように見ていました。

その後、間もなくして停電。

震源地からは、やや遠い場所に住んでいるため、すぐに復旧するだろうと思っていました。

まさか、電気が復旧するまで、1日以上かかるとは、思いもしませんでした。

 

幸いなことに、我が家は地震による直接的な被害はありませんでした。

ですが、電気が全く使えないという、精神的に不安な時間を過ごしました。

PCやスマホに依存した生活を送る僕にとっては、かなりの苦痛です。

自分が、いかに電気に依存した生活を送っているか、痛感しました。

 

そんな不安な停電期間中に、持っていて安心できたものを5つ挙げていこうと思います。

今回の停電経験を無駄にせず、今後の防災対策に活かすために、記録として本記事を残します。

これらのモノがあるだけで、かなり気持ちが楽になりました。

 

電池と、携帯・スマホのモバイルバッテリー

電池は、ラジオや懐中電灯を動かすために必須です。

幸いなことに、ウチはたくさん電池をストックしていたので、心配はありませんでした。

(母が準備してくれていたおかげです。感謝!)

たぶん、ラジオと懐中電灯に使うことが多いので、これらを動かせる電池を、多く用意しておくと安心です。

 

あと、すごく助かったのが、携帯・スマホ用のモバイルバッテリーです。

電気が止まると、テレビやPCも止まってしまいます。

自然と、携帯・スマホに頼るシーンが増えます。

というか、ガチでスマホ頼りになります。

ニュースサイトを見たり、Twitterをチェックしたり。

あっという間に、電池が減るので、正直焦りました。

予備充電器があったおかげで、かなり精神的に助かりました。

各携帯ショップでも無料充電サービスをやっていましたが、長蛇の列だったそうです。

いざというときは、これらの充電サービスを頼ればいいですが、自分でも予備電源を持っていると、かなり気持ちが楽になります。

懐中電灯

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必須アイテムなので、多くのご家庭で準備しているかと思います。

やはり、明かりがあるだけで、かなり精神的に楽になります。

停電中の夜は、常に懐中電灯を手にしながら移動することになります。

食べ物を取りに行くときも、トイレに行くときも。

なので、できれば家族1人につき1つ、懐中電灯が持てるように準備しておくといいかなと思います。

ちなみに、ラジオで聞いたのですが、懐中電灯の上に、水を入れたペットボトルを乗せると、ランタンのように光がたくさん広がります。

実際にやってみたところ、優しい明かりが全体的に広がるようになり、良い感じになりました。

本・マンガ

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停電中は、不安でなかなか寝付けませんでした。

ラジオのニュースは「電力回復の見込みは、まだありません」と、何度も伝えていました。

このまま何日も電気が戻らなかったら・・・と思うと、余計に、精神的に辛くなりました。

普段なら、スマホでネットとかを見て気持ちを紛らわせるのですが・・・電池を温存させなきゃいけないので、使えません。

 

そんな眠れない夜に、僕を助けてくれたのは、本やマンガでした。

懐中電灯で明かりをつけながら、溜めていた本を、黙々と読んでいました。

 

最近は、電子書籍ばっかり買ってましたが・・・

この時ほど、紙の本に感謝したことはありません。

ラジオ

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今回の停電で、いちばん精神的に支えとなったのが、ラジオです。

僕の地域では、一時期、ネットにも繋がらなくなりました。

そんな状況でも、ウチのラジオは、しっかりと情報を伝え続けてくれました。

やっぱり、他の人の「声」が聞けるというのは、かなり安心します。

自分は一人じゃない、他の人が応援してくれている。

そう思えてくると、精神的にも、前向きになれました。

 

超久しぶりに「SCHOOL OF LOCK!」を聞いて、勇気をもらえました。

学生のとき以来かな・・・校長と教頭が変わっていて驚きました。

(そりゃ、十数年も経てば、変わっているわな・・・)

どんなに時代が変わっても、ラジオだけは、無くならないのかもしれません。

というより、「無くしちゃいけない」と言ったほうが正しいかも。

給水タンク

母が近所の人から「あと3時間後に、断水が始まる」という話を聞き、急いで家に戻ってきました。

(なお、幸いなことに、結果として断水は起こりませんでした)

すぐに、2人で協力して、あわてて水を貯めはじめました。

その時に役立ったのが、折りたたみパックタイプの給水タンクです。

 

風呂桶やバケツなど、まわりを見渡すと、水を貯められるモノは多いです。

でも、「飲み水」として使いやすい入れ物って、意外と見つからなかったです。

空きペットボトルはあったけれど、衛生的に、ちょっと心配でした。

もちろん、いざとなれば飲めますし、ろ過する方法もあるとは思いますが・・・。

 

あと、給水タンクがあると、困っている人に、水をプレゼントしやすいです。

母の友人が住む市営住宅が断水していたので、2人で給水タンクに詰めた水を届けに行きました。

こういう使い方もできるので、給水タンクはかなり役立ちます。

ウチも、あと2~3個くらい、追加でストックしておこうと思います。

さいごに

今回、大規模停電という、滅多に起こらない事態を経験しました。

停電時に思ったことや感じたことを、忘れないうちに記事としてまとめました。

自分用のメモのような内容ですが、少しでも役に立てば嬉しいです。

 

北海道には、被災地をはじめ、まだまだ被害に苦しんでいる方が大勢います。

一刻も早く、インフラ等が回復し、普段どおりの生活に戻れることを祈っています。