
ゲームやパソコン作業を続けていると、まぶたがピクピクすることって、ありませんか?
ちなみに私は、ゲームをやってるときに、よくピクピクします。
とくに、キャラがよく動くものや、弾幕ゲーなどをしてるときに多いかな・・・という印象です。
今まであまり気にしていませんでしたが、最近、ちょっとひどくなってしまって・・・
ちょうど良いタイミングなので、まぶたのピクピクの原因と、解消するための対策について調べてみました!
同じような悩みをもつ方の参考になれば、嬉しいです!
もくじ
まぶたのピクピク・痙攣の原因は?
まぶたがピクピクする原因を本やネットで調べていると、「眼瞼(がんけん)ミオキミア」という症状がヒットしました。
眼瞼ミオキミアとは、眼輪筋(目の輪っか状の筋肉)の攣縮が不随意に起こることにより、上眼瞼または下眼瞼がさざなみ状に動く状態で、通常片目に起こります。健常者でも眼精疲労、ストレス、睡眠不足などがきっかけとなることがあり、通常数日から数週間で、自然に治まります。
引用元:眼瞼ミオキミア|徳島県医師会
かんたんにまとめると・・・
- 上まぶた、または下まぶたが、ピクピクけいれんする
- 通常、片方の目だけに起こる
- 眼精疲労やストレス、睡眠不足などが原因
- 通常、数日から数週間で自然に治まる
といったところでしょうか。
とくに、ゲームやパソコン作業は、ディスプレイを長時間見続けるので、目への負担が大きいです。
ほかにも、まばたきの回数も減るので、ドライアイにもなりやすいです。
このような目への負担に加えて、ストレスや睡眠不足などが重なると、眼瞼ミオキミアが起きやすくなるそうですね。
さらに調べていくと、眼瞼(がんけん)けいれんという症状の可能性もあるそうです。
「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」は、まぶたの痙攣のことで、自分の意志とは関係なくけいれん筋肉に収縮が起こる病気です。初期症状がドライアイと似ているために正しい診断がつかないことも多く、そういったケースまで含めると、現在、日本でこの症状に悩んでいる人は数十万人以上に上るといわれています。
数十万人以上って・・・・・・けっこう多いですね。
しかも、症状が重くなると、目が開けられなくなることもあるそうです。
眼瞼痙攣は重症になると、手を使わないと目が開けられなくなる機能的失明に陥ることもあります。
引用元:眼瞼ミオキミア|徳島県医師会
また、眼瞼ミオキミアと眼瞼けいれんの違いについては・・・
眼瞼痙攣と眼瞼ミオキミアとの決定的な違いは、開瞼に影響を与えるかどうかがポイントと言えます。症状がピクピクだけであれば、典型的な眼瞼ミオキミアと思われ経過をみていただいて大丈夫と思われますが、眼局所の病気(ドライアイ、虹彩炎、白内障など)が原因のこともありますので、一度眼科での精査をお勧めします。
引用元:眼瞼ミオキミア|徳島県医師会
とのことで、つまり、「まばたき」がきちんとできるかどうかによるみたいですね。
いずれにせよ、まぶたのピクピクが長期間続いたり、ドライアイがなかなか治らない場合は、眼科で診察してもらうのが確実です。
まぶたのピクピク・痙攣への対策は?
まぶたがピクピクする「眼瞼ミオキミア」は、目の疲れやストレス、不眠などが原因といわれています。
ゲームやパソコン作業を多くする方は、目の疲れをためやすいので、より一層の注意が必要です。
ここでは、パソコン作業やゲームをたくさんする方が、とくにやるべき対策を紹介していきたいと思います。
休憩時間を「意識して」設ける!
ゲームやパソコンのディスプレイから出る光は、目にとって刺激の強いものです。
このため、長時間作業していると、目が疲れやすくなります。
また、画面に集中するあまり、自然とまばたきの回数が少なくなります。
すると、目が乾燥してしまい、ドライアイを起こしやすくなります。
このような事情を踏まえて、厚生労働省が策定した*VDT作業のガイドラインでは、1時間ごとに10~15分程度、休憩を設けるように提示しています。
ちなみにVDT作業とは、パソコンなどのディスプレイを使った作業のことを指します。
ビジュアル・ディスプレイ・ターミナルの略称だそうです。
・・・と、いうわけなので、やっぱり休憩は大切なんですね。
でも、1時間ごとに休憩をとるのって、実際やってみると難しくないですか?
僕なんて、仕事でスイッチが入ったら、2時間くらい資料作りに没頭しますし。
ゲームに夢中になったら、3時間くらい平気でプレイしますし(笑
でも、コレがダメなんですよね。。しっかり休憩をとらないと。
おすすめなのが、時計のアラームなどを1時間ごとにセットして、意識して休憩をとる方法です。
アラームが鳴るのがイヤやときは、携帯のバイブレーションでもいいでしょう。
「集中してたら、あっという間に数時間作業してた!」
という状況を、無理矢理にでも防ぐんです。
「え、もう1時間?今ちょうどノッてきたところなのに・・・」
と感じるシーンもあるかと思いますが、目や体の健康を優先したほうが、長期的にみてプラスです。
しっかり休みましょう。
ちなみに、休憩時間には、目に温かいタオルを当てて血行をよくしたり、目元をマッサージすると良いでしょう。
マッサージなら、職場などでも手軽にできるのでオススメです。
youtubeに、マッサージ方法を説明している動画がありますので、紹介します。
私もこのマッサージをやるようになりましたが、けっこう効きますね。
ディスプレイの高さや、距離は大丈夫?
ゲームやパソコンをするときの目線って、意識していますか?
もしかして、ディスプレイを見上げながら、作業していませんか?
じつは、目線の高さって、とっても大切なんです。
一般的に、ディスプレイは、目の高さと同程度が、それよりも低い位置にセッティングすると、目の負担が少ないといわれています。
ディスプレイ画面を、少し見下ろしながら作業するほうが、目に優しいんですね。
逆に、目線よりも高い位置にディスプレイがあると、目の負担が増え、ドライアイにもなりやすくなります。
あと、大切なのが、ディスプレイとの距離です。
最低でも、40~50cm以上、離れて作業することが推奨されています。
やはり、光の刺激が強いので、なるべく距離を置きながら作業しましょう。
加湿器やアロマディフューザで、目の乾燥を防ぐ!
これは、私自身が試して、もっとも効果があった方法です。
加湿器やアロマディフューザを使って部屋の湿度を上げ、目の乾燥を防ぎます。
ちなみに、僕が試してみて効果バツグンだったのが、アロマディフューザです。
ミスト(霧)が顔にギリギリ当たらないくらいの距離で、机に置くようにしました。
すると、目の乾燥が抑えられたのか、まぶたのピクつきが、明らかに減りました。
たぶん、かなり目が乾燥していたんだと思います(^_^;)
あくまで僕個人の体験ではありますが、部屋の乾燥が気になる方は、試してみてはいかがでしょうか?
とくに、寒い時期は部屋も乾燥しがちですので、意外と盲点だったりします。
アロマオイルがあれば、香りを楽しみながらリフレッシュできますので、オススメです。
ちなみに僕は、3000円くらいの、ミストが多めに出るものを使っています。
安いものでしたら、1000~2000円くらいで販売されています。
ただし、置くときは、パソコンなどの電子機器にミストが当たらないように注意です。
メガネやコンタクトレンズの度数、合っていますか?
見逃しがちなのが、メガネやコンタクトの度数です。
自分の視力に合わないものを使っていると、目の負担が増えます。
ゲームやパソコン作業をたくさんする人は、どうしても視力が落ちがちです。
とくに、お仕事などでパソコン作業が一気に増えた方は、ガクッと視力が下がることがあります。
僕も、社会人1年目の秋にメガネのレンズを交換しました。
「視力落ちたなぁ・・・」くらいの認識だったのですが、いざメガネ屋さんで視力検査をすると、あまりの落ちっぷりに軽くショックを受けました。。
でも、見やすくなったメガネを手にしたとたん、暗い気分は吹き飛びました。
やっぱり、「よく見える」ってのは大切ですね!
ただし一方で、「よく見えるようにしたい」という思いから、度が強すぎるレンズを使い、それが原因で目が疲れてしまうケースも多いそうです。
自分の視力に合ったレンズを選ぶことが、なにより大切なんですね。
目の疲れが気になる方で、しばらくレンズ交換をしていない方は、いちどレンズが合っているかチェックしてみましょう!
まとめ
以上、ゲームやパソコンで目がピクピクするときの、原因と対策についてでした。
目がピクピクするときは、「眼瞼ミオキミア」の可能性があるそうです。
眼精疲労やストレス、不眠などが原因といわれていますので、なるべくこれらを解消するように対策しましょう。
とくに、ゲーム、パソコン作業の多い方は、ディスプレイの見方や、適度な休憩、乾燥対策などが、とくに大切となってきます。
普段の作業環境を見直し、なるべく目に負担がかからないように、環境を変えていきましょう。